子どものむし歯を予防したい!むし歯になりにくいおやつと毎日の予防ケア
こんにちは。
新宿区 曙橋駅から徒歩2分の歯科医院【曙橋ファミリー歯科・矯正歯科】です。
むし歯のない健康なお口は、お子さんへの最高のプレゼントです。
「子どものむし歯を予防したい」「歯科治療で痛い思いをさせたくない」というのは保護者の方の願いですよね。
しかし、残念なことに、2016年の歯科疾患実態調査では、4歳以上8歳未満の子どもの約4割が、乳歯のむし歯を発症した経験があることがわかっています。
(参照:厚生労働省「歯科疾患実態調査結果の概要 2016」より)
子どもの歯は大人の歯よりもむし歯になりやすいとされています。
毎日しっかり歯磨きをしていたのに、むし歯になったという方もいらっしゃるでしょう。
乳歯のむし歯は、永久歯の健康状態にも深く関係しますので、正しい知識と適切なケアで効果的に予防しましょう。

山口 豊 院長
玉川学園高等部卒業朝日大学歯学部歯学科卒業
医療法人社団厚誠会研修医修了
東京都中央区、品川区、目黒区の歯科医院勤務医を経て曙橋ファミリー歯科・矯正歯科開院
現在朝日大学歯学研究科歯学専攻 小児歯科学大学院在籍
医院名:曙橋ファミリー歯科・矯正歯科
所在地: 〒162-0065
東京都新宿区住吉町5−1 吉村ビル 1階
Contents
どうして?子どもの歯はむし歯になりやすいの?
子どもの歯がむし歯になりやすいのには理由があります。
子どものむし歯の特徴
子どものむし歯は、気が付かないうちに発症し、一度発症するとあっという間に進行します。
なぜなら乳歯は永久歯と比べて、
・表面が凸凹していて汚れがたまりやすい
・エナメル質がうすく歯質がやわらかい
・白いままむし歯になることがある
といった特徴があるからです。
また、お子さんの場合は、痛みに気付きにくく、発見が遅れてしまう可能性が高くなります。
子どもがむし歯になる原因
むし歯、お口の中にあるむし歯菌・食べ残し・歯質という3つの要素に時間の経過が加わったときに発生します。
生えてから間もない乳歯は未熟です。
さらに、糖が多く含まれたお菓子やジュースを好むことで、むし歯になりやすい条件が揃います。
また、しっかりとお口にあった歯磨きができていないことも、むし歯の原因です。
むし歯になりにくいおやつを選んでおやつタイムをもっと楽しく!
お子さんが大好きな甘いお菓子は、むし歯菌の大好物でもあります。
そのため、甘いおやつには注意が必要ですが、決しておやつがだめなわけではないのです。
おやつは気分をリフレッシュさせる効果もあり、お子さんの成長に欠かせません。
むし歯になりにくいおやつを選べば、保護者の方も安心できて、お子さんと一緒におやつの時間を楽しむことができますよ。
おやつは第4の食事です
一度に多くの量を食べることができないお子さんの場合、3回の食事だけでは、成長に必要な栄養素が十分に補えないことがあります。
特に、骨や歯を作るカルシウムは不足しがちです。
・じゃこ
・チーズなどの乳製品
・ナッツ
などをおやつに選ぶと、カルシウムを補えて、むし歯に負けない強い歯を作る手助けができます。
糖分の摂取量をコントロールしましょう
むし歯菌は「糖」をエサに活動します。
甘いお菓子やジュースばかりでなく、野菜や果物などの自然の甘みを楽しめるものを選べば、糖の摂取量を抑えることができます。
特に、いも類は炭水化物が多く含まれているので、午後からも元気に活動できて、お子さんのおやつにおすすめです。
甘いお菓子を食べるときはジュースではなくお茶や牛乳にするなど、組み合わせを工夫して、摂取量をコントロールしてください。
食べる時間と量を決めましょう
お口の中に食べものが入ると、普段は中性なお口の中が酸性に傾き、歯の表面からミネラルが溶け出す「脱灰」が始まります。
食後しばらくすると、唾液の働きで中性に戻り、歯の表面にミネラル分が戻る「再石灰化」が起こります。
脱灰と再石灰化がバランスよく繰り返されている間は、むし歯にはなりません。
脱灰の時間が長くならないように、ダラダラ食べやちょこちょこ食べは控えて、時間や量を決めて食べることが大切です。
お菓子の中でも、飴やガムなど、お口の中に長くとどまるものは避けた方がいいでしょう。
どうしても甘いものが食べたくなったときはアイスクリームのようにすぐに溶けるものを選ぶのがおすすめです。
ご家族皆さんでむし歯予防に取り組めば効果もアップ!
一生懸命お子さんの歯を磨いても、まわりの大人のお口の中が不衛生であれば、効果は半減します。
実は、生まれたての赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌は存在していません。
成長の過程でまわりの大人から感染するのが一般的ですので、お子さんが生まれる前からご家族皆さんでむし歯予防に取組むことが大切です。
効果的な歯磨きをマスターしましょう
お子さんのお口は、歯が生え始めてから永久歯への生え変わりが完了するまで、常に変化している状態です。
効果的に汚れを落とすためには、お口に合わせたブラッシング方法を身につけなければいけません。
当院では、お子さんにもわかりやすいように、やさしく丁寧にお伝えします。
保護者の方には仕上げ磨きの方法もアドバイスしています。
お子さんお一人では、十分に汚れを落とすことは困難ですので、永久歯に生え変わるまで、仕上げ磨きは続けてくださいね。
歯磨きの時間は、親子の大切なコミュニケーションの時間です。
お子さんにだけ強制するのではなく、やさしく声がけしながら、一緒に楽しく磨きましょう。
定期検診に通いましょう
定期検診はご家族皆さんでお越しください。
小さな頃からご家族の定期検診に付き添って来院していると、歯科医院の雰囲気にも慣れやすく、スムーズに治療や予防ケアを始められます。
定期検診なら治療とは違って、痛みを伴うことはありませんので、お子さんの歯医者さんデビューにぴったりです。
むし歯は初期の段階では自覚症状がないため、ご自身で気が付くことは難しい病気です。
お子さんの場合は、なおさら、痛みを伝えることが難しいこともあるでしょう。
そのような場合でも、定期的にプロの目でチェックをしていれば、すぐに対処できます。
むし歯だけでなく、歯並びのチェックもできますので、歯が生え始めたら定期検診をスタートさせましょう。
お子さんのむし歯予防は曙橋ファミリー歯科・矯正歯科にご相談ください
新宿区の歯医者【曙橋ファミリー歯科・矯正歯科】はむし歯予防に力をいれて、お子さんの健全な発育をサポートします。
曙橋駅から徒歩2分と通いやすく、土日も診療していますので、ライフスタイルに合わせて通院していただける歯医者です。
ご家庭での予防ケアへのアドバイスはもちろん、歯科医院で行うフッ素塗布やシーラントなどで大切なお子さんの歯を守ります。
年齢に合わせたケアをご提案しますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。