歯科検診DENTAL EXAM
お子さんから大人まで
年齢に合わせた予防で
むし歯や歯周病から歯を守る！
このようなときは歯科検診を受けましょう
歯科検診のお知らせがきた
お口の中をチェックしてもらいたい
お口に心配なことがある
食べ物が飲み込みづらい
顎に痛みや音がある
お口や歯に違和感がある
むし歯や歯周病などのトラブルは、早期の発見と治療が大切です。
違和感などを感じていなくても、あらかじめ定期的な検診を受けていれば、生涯の通院回数や医療費の負担を軽減できます。
少しでも歯やお口のことで気になることや困っていることがあれば、お気軽にご相談ください。
定期検診はどうして必要なの？
むし歯や歯周病になっていないのに、歯医者に行くという考えが日本人は乏しいのが現状です。しかし、美容院やエステのように、自分磨きをする感覚で定期検診に行けるのが理想です。未来の健康のために、定期検診は今からできる予防手段なのです。
お口のトラブルを早期発見できる
プロの目で、お口の中をチェックするため、自分では気づかなかった初期のむし歯や歯周病を発見できます。早期発見できれば、最小限の治療で改善が見込めます。
原因を根本的に解消できる
むし歯や歯周病の原因は、不十分な歯磨き・食生活・ストレスなど、さまざまです。定期的に検診をすることで、過去のデータと見比べられ、お口のわずかな変化にもいち早く気が付けます。定期検診は、原因を根本から解消することにつなげられるのです。
自分にぴったりなケア方法がわかる
患者さんによって歯質や歯並び、お口の状態は違います。定期検診では、歯磨きの仕方やフロスや歯間ブラシの選択方法など、お一人お一人に合うケア方法を指導しております。
歯科予防は海外では当たり前
日本はほかの先進国と比べると、歯の予防意識が低く、「日本人は口臭が強い」というイメージがついてしまっているほどです。たしかに、「年を取れば歯は抜けてしまう」「いずれ入れ歯になる」という考えを持っている方も少なくありません。
一方、スウェーデンでは、国をあげて予防の意識を高めた結果、子どもの頃から歯科医院に通いクリーニングを受けることは普通であるという考えを持っています。また、お子さんの歯磨きについては、赤ちゃんがお腹にいるときから両親へ歯科医師から指導があります。歯ブラシ1本で歯磨きするのではなく、フロスを使うのも一般的です。
かつてはスウェーデンも予防意識が低く、それを見かねた政府が国をあげて「予防」の取り組みをスタート。その結果、スウェーデンの70歳の平均残存歯は約21本になり、予防の意識が低い日本は約16本と大きな差が生まれました。意識改善をするだけでも、歯やお口の健康は守ることができるのです。思い立ったその日から「予防」を始めてみませんか？
歯科医院でできる予防ケア
ご自宅で行うセルフケアだけでは、むし歯や歯周病予防は不十分です。定期的に歯科医院に通いプロによるケアを受けてはじめて効果を期待できます。お口や歯のお悩みがあれば、早めに歯科医院に相談しましょう。
歯科医師による口腔内チェック
当院では、事前に歯科衛生士がチェックを行い、歯科医師が最終チェックも行っています。
歯科衛生士からの指摘箇所や潜んでいるむし歯や歯周病がないか細部まで診察します。
万が一、むし歯や歯周病があった場合は、現状のご説明や現時点で考えられる治療をご提案いたします。
磨き残しチェック
お口の中の汚れや歯垢(プラーク)の付着具合を確認したあと、普段の歯磨き方法をチェックいたします。当院では、歯を赤く染め出し、汚れを目で確認することができます。
ブラッシング指導
当院では、お一人お一人に合う歯磨き指導を行っています。普段ご使用されているセルフケア用具を持参していただきますと、より詳しいアドバイスが可能です。
スケーリング
スケーラーという専用の器具を用いて、歯石を取り除きます。セルフケアだけでは落とすことができない歯石を砕いて落とすことが可能です。
なお、スケーリングには手動の｢ハンドスケーラー｣、超音波を使った｢超音波スケーラー｣、空気の力を使った｢エアスケーラー｣があり、歯ぐきや歯石の状態により使い分けます。
クリーニング
｢クリーニング｣は、セルフケアで取り残された汚れや着色を落とし、歯をきれいにすることです。｢スケーリングと歯の掃除」｢PMTC｣｢エアフローやジェットクリーニング｣など歯科医院によって内容が異なります。詳しくは診療の際にご確認ください。
定期検診後も定期的な
メンテナンスを受けよう
定期検診で万が一、むし歯や歯周病が発見された場合は、次回から治療に移ります。
一方、むし歯や歯周病などのトラブルがなかった方は、適切なセルフケアで健康なお口を保ちましょう。セルフケアだけではなく、定期的にメンテナンスを受けることで、健康な状態を維持できます。検診の目安は、患者さんごとに異なります。お口の状態により、時期を判断しているため都度お伝えいたします。
歯と全身の健康のためにも「予防ケア」を一緒に取り組んでいきましょう。